関ジャニ∞だったあなたへ
2018年4月15日。
このままじゃ明日からの仕事に支障が出る。ひとりの大人が下した決断とこれからの夢を応援しなきゃ。わたしはもう社会人なんだから、しっかりしなきゃ。
そういう思いで傷に塩を塗りたくるように関ジャニ∞の曲をシャッフルで流して、たくさんたくさん泣いた。そこで傷は治ったと思っていた。そんなわけあるはずないのに。
正直今の環境を投げ出すことに正気なのかと思った。でもそれと同時にかっこいいなとも思った。
音楽といえばすばるくん、くらいには、どれだけ音楽に愛を持っているのか見ていれば分かる。だから見てしまった夢を否定することは出来なかった。脱退は嫌だけれど。
実はドッキリでした!なんて言ってくれたら、ふざけんなってまだ泣きながら笑って、なかった事にできるのに。まだ籍のあるうちは戻る事だって出来るんじゃないか?まだドッキリなんじゃないかって思ってしまってごめんなさい。
でもさ、一夜限りだけど、8時だJ復活したんだよ?そこに三馬鹿が2人だけしかいないっておかしくない??
ほんのちょっと期待したけど、絶対に振り向かないのがすばるくんだと思ったら、それすらもかっこよく思えてもはや笑える。馬鹿なのはわたしだなぁ。
それでもまだ今は、6人でいる事に慣れないし正直慣れたくない。だって渋谷すばるがいたからこそ築き上げられたものが多すぎる。きれいに、きっぱり6人と1人にするなんて出来ない。
でも、関ジャニ∞がもともとは8人であり7人だった事を知らない人がいる時代が来ることも事実。そんな時に、「6人でも充分なのに7人が想像つかない」「渋谷すばるが?」って言われる時代であって欲しい。でもそこに向かうくらいの覚悟、もう持ってるよね、きっと。
幼少期、テレビっ子だったわたしにジャニーズという世界を教えてくれたのはあぶない放課後というドラマのハルくん(すばるくん)でした。
特に中高生時代、すばるくん含め7人の言葉や音楽に触れて、私の糧になるものを与えてくれてありがとう。「99人に裏切られても、1人が~」の言葉は、当時のわたしの支えでした。今もそれは変わらないかもな。
感謝してもしきれません。
聴くたびに上手いなぁと思わず溢してしまうあなたの歌はきっともっと沢山の人に聴かれるべきで。それが関ジャニ∞で叶わなくなることはどうしてもまだ寂しさがあるけど、すばるくんの歌が素敵なものには変わりないから。
心配だからってついて来てくれる6人はもう近くにいないけど、どんな困難なことがあっても、乗り越えられるくらいの強さをあなたは持っていると信じています。だって関ジャニ∞のスーパーボーカリストだった渋谷すばるだもん。
次にあなたの歌声に触れるのは、ネットなのか、テレビなのか、露出という意味では紙面なのかは分からないけれど、会えるのを楽しみにしています。
でも、我儘かもしれないけれど、私はこの先何十年かかっても音を奏でる7人をまたいつか見たいと思ってしまっている。
そんな日がいつか来たら良いなと夢見ながら、この14年間で届けてくれた音楽を、これから6人で奏でる音を糧に何十年先を過ごそうと思います。
どうか世界に名を轟かせるくらいのスーパーボーカリストになって下さい。
いってらっしゃい!またね!